事業内容

日本リハビリテーション連携科学学会 第21回大会のご案内

日本リハビリテーション連携科学学会第21回大会開催に向けて

日本リハビリテーション連携科学学会 第21回大会長 朝日 雅也

21回大会会長 朝日雅也
大会長 朝日 雅也

 昨年度創立20周年を迎えた日本リハビリテーション連携科学学会が新たなステージを展開することになる今年度の大会を、埼玉県立大学において開催させていただくことになりました。その背景には、本学における多職種連携教育の取組みにご関心をお寄せ下さったこともあるではないかと感謝しつつ、開催大学としての責任と使命を実感しております。
 日本も2014年に批准した国連の障害者権利条約は、障害のある人々が従来のような保護の対象ではなく、権利行使の主体として位置づけられたことに大きな意義があります。「リハビリテーション」を規定する同条約第26条では、障害のある人が最大限の自立と十分な身体的、精神的、社会的、職業的な能力を達成・維持し、生活のあらゆる側面に参加することができることを実現する対応を締約国に求めています。
 ここからは、リハビリテーションが機能回復に留まらず、人間としての諸権利を行使して、社会参加するための包括的な働きかけであることを改めて実感させられます。そして、この考え方は「障害」の状態にある人のみならず、介護を必要とする高齢者や、様々な理由から社会的に排除されている人々の「権利の回復」にも通底するものです。
 さらに、同条約では、リハビリテーションの実践に「障害のある人相互による支援を通じたもの」を含むとしており、その代表はピアカウンセリング等をあげることができます。ここからは、リハビリテーションに関わる多様な専門職者が、障害のある人、すなわち当事者ならではの「専門性」をどう受けとめ、その「専門性」とどう協働していくかが問われています。当事者主体、利用者中心は当然のこととして、改めて当事者の持つ力の認識と、リハビリテーション過程における連携のあり方を探究していくことが求められます。
 そこで、本大会では「リハビリテーション連携における『当事者本位』を考える」をテーマといたしました。形骸的な「当事者本位」ではなく、今後のリハビリテーションの確実な発展を見据え、その本質をご参加いただくすべての皆様と共有していきたいと思います。
 まず基調講演で、テーマを深化するための課題提起を行い、その後シンポジウム(2件)、特別講演(2件)によりこのテーマの本質に迫ります。シンポジウムⅠでは、障害当事者とリハビリテーション専門職により、本音の「当事者本位」について議論します。同Ⅱでは、利用者本位の視点から多職種連携教育のあり方を展望します。特別講演Ⅰでは、「世界一明るい視覚障がい者」のキャッチコピーのもと、障害者雇用分野の当事者、福祉の専門家、経営者という3つの立場から多様性のある社会の創造に奮闘する成澤俊輔氏に、当事者本位のリハビリテーションのあり方を提起していただきます。また、特別講演Ⅱでは、地域包括ケア研究の第一者である田中滋氏(慶應義塾大学大学院名誉教授・本学理事長)が、地域包括ケアの観点からリハビリテーション連携への期待を語ります。なお、特別講演については「市民公開講座」として位置づけ、多くの皆様との広い議論の土俵を目指します。併せて教育セミナーでは、社会、職業のリハビリテーションにフォーカスをあて、多職種連携に迫ります。
 一般研究演題発表では、日頃の実践における喫緊な課題についての研究発表と活発な意見交換を実現すべく、積極的な演題のご応募をお願いいたします。本大会に、多職種・多分野の学会員、あるいはご関心をお寄せいただく皆様が一堂に会して「リハビリテーション連携」の進展に資する研究・実践交流と情報提供が行われることを願っております。
皆様のご参会を心からお待ち申し上げます。

第21回大会実行委員会

副大会長 久保田富夫(埼玉県立大学)
実行委員長 田口孝行(埼玉県立大学)
統括実行委員 臼倉京子、押野修司、菊本東陽、金さやか、笹尾久美子、鈴木貴子、張平平、
常盤文枝、富田文子、保科寧子(埼玉県立大学)

▲ 目次にもどる

大会テーマ

リリハビリテーション連携における「当事者本位」を考える
会 期 2020年3月7日(土)~8日(日)
会 場 埼玉県立大学新しいウィンドウで開く(〒343-8540 埼玉県越谷市三野宮820)
大会長 朝日 雅也(埼玉県立大学教授・副学長)
副会長 久保田富夫(埼玉県立大学教授)
実行委員長 田口 孝行(埼玉県立大学教授)
主 催 日本リハビリテーション連携科学学会
共 催 埼玉県立大学
参加費 大会1日目からの参加(交流会参加費含む)
一般(会員・非会員とも)当日:10,000円 (事前申込前納:9,000円)
学生当日:6,000円 (事前申込前納:5,000円)
一般(当事者の方):7,000円 ※介助の方は無料
大会2日目からの参加
一般(会員・非会員とも)当日:6,000円(事前申込前納:5,000円)
学生当日:3,000円(事前申込前納:2,000円)
一般(当事者の方):3,000円 ※介助の方は無料

※本大会では、大会1日目(16;30~)にポスター討議時から同一会場で飲食を含んだ交流会を開催します。

会場までの交通アクセス

東武スカイツリーライン「せんげん台」駅下車。同駅西口より朝日バスにて埼玉県立大学行き終点下車(約5分)。または、同駅西口より徒歩約20分。
大学ホームページをご覧ください。新しいウィンドウで開く

宿泊について

会場周辺には宿泊施設はほとんどありません。春日部駅周辺、越谷駅周辺、大宮駅周辺には宿泊施設がございますので各自でご予約ください。なお、大会事務局では宿泊施設の紹介・斡旋は行いません。(春日部駅・越谷駅からせんげん台駅まで約15分。大宮駅からせんげん台駅まで約25分)

大会に関するお問い合わせ先

 

担当:田口

▲ 目次にもどる

大会プログラム・抄録集

本学会会員には事前に送付します。非会員は当日購入してください(2,000円)

演題募集

大会テ-マ、連携科学などに関する一般演題を募集いたします。
詳細については、下記の「応募要項」をご覧ください。

応募要項のページへ

演題申込開始

2019(令和元)年10月1日(火)

演題申込締切

2019(令和元)年11月29日(金)

演題申込方法

電子メールによる登録と抄録(所定の様式使用)送付となります。難しい場合はご相談ください。大会プログラム・抄録集の著作権は日本リハビリテーション連携科学学会に属することになっております。演題の採否ならびに発表形式については大会実行委員会にご一任下さい。内容に不備のある場合、受付できないことがありますので十分ご注意ください。 

応募資格

筆頭演者は日本リハビリテ-ション連携科学学会の会員であることを要します。会員でない方は、日本リハビリテ-ション連携科学学会へご入会の上で応募してください。演題審査委員会にて演題内容の審査を行い、採択および発表形式、発表時間、ポスター作成要領等について、2019(令和元)年12月下旬から2020(令和2)年1月上旬に応募者のメールアドレスに連絡いたします。発表形式について希望を取りますが、実際の発表形式につきまして希望に沿えない場合がございますことをご了解ください。

入会のご案内のページへ

応募に関するお問い合わせ先

お問い合わせは、下記のメールアドレス宛にお願いします。

担当:常盤・菊本・保科

▲ 目次にもどる

第21回大会 プログラム

大会1日目プログラム

第21回大会1日目プログラム

大会2日目プログラム

第21回大会2日目プログラム
  • 入会のご案内
  • 大会・フォーラムのご案内
  • 研究誌への投稿について
  • メディカルオンライン
このページの先頭へ
日本リハビリテーション連携科学学会事務局
〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1
筑波大学大学院人間総合科学研究科 リハビリテーションコース事務室気付
TEL:03-3942-6861 FAX:03-3942-6895