ケアマネジメント研究会

ケアマネジメント研究会への参加ご案内

ケアマネジメント研究会世話人
福屋靖子・入江多津子

リハビリテーション活動には、多職種,多領域のチームワークが不可欠である。在宅で生活する障害者・高齢者のリハビリテーションのためには、医療施設内や、福祉施設内での生活とは異なるニーズが存在し、そのニーズに対応する関係者のチームワークが不可欠となることはいうまでもない。そのニーズは、退院直後からな始まり、ライフステージによって、また、個人のニーズや状況によって変化し、支援時期を的確に捉え対応できるようなシステムが必須で、これが地域リハビリテーション活動システムの必要性を示している、ということは、周知の事実であろう。しかしながら、現状においては、未だこのシステムが整備されず、また、制度上、断片的なサービスが設置されてもそれらの連携がなされず、当事者のリハビリテーションに活かされていないことが多くみられるが、その原因は、連携に専任する職員が配置されていないところに問題があるという問題意識を持つに至った。

ケアマネジメント研究会は、連携を活性化するためには連携を仕事とする専任職員が不可欠と考え、それを制度化に向けて推進するための基礎調査を本年度の研究課題と考え、当学会の研究推進委員会の活動目的とも一致したことから共同で進めていく予定である。
介護保険制度とともに誕生したケアマネジャーがリハビリテーションサービスを活用しないなどの批判が出て久しいが、その原因はどこにあるのか、について知るために、当研究会は、3年前より、出張事例検討会を開催し、実践現場に出向いて、事例を一緒に検討する活動を展開してきた。その結果、リハビリテーションの講義・研修のみでは解決困難なケアマネジャーや現場の介護職員の課題があることが見えてきている。

当研究会のもう1つの特徴は、実践現場における課題の検討や・情報交換が、自由に活発になされるところにあり、参加者が相互に学ぶことが多い点である。
月に1回、原則として日曜日に開催しているので、上記のことなどに興味関心のある方は気楽に参加してください。

お問い合わせ

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これまでの公開研究会

  • 2013年1月のケアマネジメント研究会 平成25年1月26日(土)
  • 2012年度第2回ケアマネジメント研究会 平成24年5月26日(土)
  • 2012年度第1回ケアマネジメント研究会 平成24年4月28日(日)

研究会の報告

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